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2007 年ミニマル~ハードグルーヴ界隈雑感

総じて退屈していた 2006 年に比べて、2007 年は好みの音にたくさん出会えました。

ハードな音を作っていた方々が 2006 年の一年間、ぐぐっとミニマル寄りの音にシフトしていたけれど、2007 年はミニマル界隈の表現をうまく消化してハードグルーヴに戻ってきた感じ。ベイヤー曰く "Modern Techno Sound" が今年は目立ちました。中でも今年後半、怒涛のリリースだった Drumcode の存在感は圧倒的。Perc のリリースを知ったときは衝撃が走りました。

一方でミニマルを通過したデトロイトな音も多くなってきた感じを受けました。Planet E は時代の流れに乗って素晴らしいリリースを続けています。またデトロイトに根ざしたものに限らず、メロディラインの強い曲もたくさん出てきました。ミニマル・スタイルの普及と消化に伴って、様々な表現の音が出ているのが面白いです。Rejected あたりが最近のミニマル傾向と伝統的な音をうまく混合していて、質が高く感じました。

アーティスト単位で見てみると、Dubfire が今年は目立ちましたね。出す曲出す曲好リリースばかりで、さすがはベテランというところでしょうか。Pär Grundvik はビックリするほど器用で、リリースが楽しみな人の一人です。Spectral からも Drumcode からもリリースするとか、ちょっと前では考えられないことも起きてます。あとは、Ortin Cam の目覚めっぷりが気になります。Cave と組むようになってトラックの質が突然上がった気がします。来年も大量のリリースが控えているようで楽しみです。

最近のミニマル通過後のハードグルーヴが、過去の曲と曲調・音圧の面でマッチすることがままあります。例えば、Ken Ishii - Extra (Luke Slater Remix) [R&S] とか。あとは、昔 B side あたりに入ってて、ナニコレどうやって使うんだろうとか思っていた曲が、最近の音とうまく混ざるようなケースもあるような気がします。頑張って振り返ろうと思います。

旧来のような激しいハードテクノ / ハードミニマルのリリースはめっきりなくなってしまいましたが(Audio Assault とか一部のレーベルは頑張ってますね。)、過去に素晴らしい曲がたくさんあるので振り返るのも良いような気がしています。そういえば、今年の秋 Awakening でベイヤーがこれまでの展開無視で、最後に突然 Gaiden - Point Blank (Speedy J Remix) [Music Man] → Mauro Picotto - Alchemist [Primate] をかけてたのは楽しかったです。

来年はどうなるんでしょうか。"Modern Techno Sound" は Drumcode を中心により推進されていくと思います。ハードな音もどんどん増えてくるのではないでしょうか。あとは気になる動きとしてはイタリア産ミニマルがあります。最近活発にリリースされています。旧来のナポリの人とか、Lucio Aquilina とか Capsula とか他いろいろ。ダブ + ミニマルが若干出てきているのが気になります。新たな潮流でしょうか。

なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、今年はこんな感じでしょうか。

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